漁撈部
自社船舶「第十八松友丸」で世界の海を舞台に操業し、収集した情報を独自システムで解析。捕る漁業から育てる漁業への転換を図り、新たな水産業の姿を追求しています。

事業トピックス
第十八松友丸
高品質な原魚を供給するために、
新時代の遠洋漁業を。
自社船舶である海外まき網漁船「第十八松友丸」は2015年に完成し、現在海外海域にて、カツオ・マグロを漁獲しています。当船は、760トン型という国内最大級の船であり、海外まき網漁業の将来を担う大型まき網船です。設備としては、省エネ・省力化設備や労働・居住環境改善のための最新鋭機器を導入し、燃油の削減・乗組員の労力削減・安全航海が可能です。
- ■第十八松友丸 主要目
- 総トン数 760トン
- 全長 79.61m
- 幅 14m
- 深さ 8.30m
- 魚倉容積 1200トン
魚の品質を維持するために、
徹底した魚体の温度管理を行う。
船上に揚げられた魚は、甲板からシューターを使って速やかに魚倉へ移動。魚倉には塩を溶かした水が用意され冷凍機で冷却凍結されます。ここで、塩分濃度により冷却温度をコントロールし、−20℃に自動制御された低温魚倉には生食用の魚が入れられ急速凍結します。カツオ節や加工原料となるものは、−50℃ほどで保管します。保管魚倉は22倉もあり1050トンの魚が積めます。これにより、その日の漁獲量や魚の状態を目利きし、的確な判断で凍結処理し、保管することが出来ます。そのため、魚体の鮮度を落とさず、日本まで魚を持って帰ってくることが可能になります。
水揚げ中も徹底した魚倉の温度管理を実施
主な仕事
自社船舶である「第十八松友丸」の操業の管理
水産物の供給とともに、自社船舶を保有し、世界の海で自ら海外まき網漁船の操業を行っております。はるか遠洋から送り届けられる情報は、自社の情報化システムを介して分析され、最新の生きたデータとして活用されています。捕るだけの漁業から育てる漁業への展開。それは、水産業のこれからのあり方への挑戦 であり、独自な水産部への転身も順次図っています。漁撈部は、自社船舶である「第十八松友丸」の操業の管理をしている部署です。

海外まき網漁業について~安定した漁獲で、未来の食を守る~
01海外まき網漁業とは?
魚群の回りを逃げられないように囲み、網を徐々に狭めて魚を獲る漁法です。
【特徴】
- ●1そうまきで、カツオ・マグロをとることを目的としています。
主にカツオのタタキなどの生食用、カツオ節やツナ缶の加工原料を対象魚種にしています。 - ●双眼鏡を利用した目視での魚群探索に加え、鳥レーダー・スキャニングソナー・魚群探知機といった電子機器をフルに利用して魚群を探索します。
- ●1回の網入れで最大300トンの漁獲が可能です。1日で最大3~4回の網入れを実施します。
- ●漁獲した魚は速やかに船内で凍結し、PS(刺身用)とブライン(加工用)に分けられます。
- ●1回の航海(出港から帰港まで)に約1ヵ月半かかります。
1年に7~8航海することを目標としています。

02海外まき網漁業の基地

03漁獲エリア
6ヶ国:パプアニューギニア、ナウル、ミクロネシア、ソロモン、マーシャル、パラオ

04乗組員のスケジュール
- 1航海のスケジュール
-
1航海のスケジュールは以下の通りです。また15ヶ月毎にドック工事を行うため、その期間は長期休暇(30日~40日間)となります。1年間に7~8回の航海をすることを目標にしています。
- 航海中の乗組員の1日のスケジュール
-
漁場についたら基本的に「ワッチ」と「魚群の探索」、「操業」を行います。「ワッチ」は1日2回実施。1回の「ワッチ」はだいたい3時間程度です。漁場移動の際は網の修理や休日となります。
05乗組員ってどんな人?
また、海外まき網漁船では、下記の「船舶職員」を乗船させることが国内法で義務化されています。保有している海技免状によって乗船後のキャリアップも図れますので、弊社は海技免状取得に対する積極的な支援をしています。

| 職名 | 英略 | 必須資格 |
|---|---|---|
| 船長 | Capt | 3級海技士(航海)+1級海上特殊無線技士 |
| 一等航海士 | C/O | 4級海技士(航海)+1級海上特殊無線技士 |
| 二等航海士 | 2/0 | 5級海技士(航海)+1級海上特殊無線技士 |
| 機関長 | C/E | 3級海技士(機関) |
| 一等機関士 | 1/E | 4級海技士(機関) |
| 二等機関士 | 2/E | 5級海技士(機関) |
| 通信長 | C/R | 2級海技士(通信)or3級海技士(電子通信) |
06海外まき網の船
-

魚見台
本船上で一番高い場所。遠くまで見える利点を活かし、鳥群れや流物、魚群を探す場所
-

ヘリポート
本船にヘリコプターを搭載することで機動力を活かした探索が可能になる
-

パースウインチ
網と一緒に流したワイヤーを素早く巻き取る装置。この中には2000Mを超えるワイヤーが巻き取られている
-

調理場(ギャレー)
乗組員28人分の食事を作る場所。火は火災の原因となるため電気調理器を使用
-

居住区
ベッドに縁があることでシケの海でも転がり落ちることはありません
-

船橋(ブリッジ)
航海士の仕事場。航海計器の他に漁撈に必要なレーダーやソナー、魚探など設置
-

魚艙
漁獲した魚をここで冷やします。本船は1,000tの魚を積み込むことが出来ます。
-

機関室
機関士の仕事場。主機1基、補機2基、冷凍機8基が搭載されています。

船員募集中
自社所有船で世界の海へ。海外まき網漁業の船員を募集しています。
お電話またはメールからお気軽にご連絡ください。
TEL.054-628-2149
(担当/漁撈部 採用担当 受付時間/平日8:00~16:00)
info@ichimaru-grp.co.jp(件名に「船員応募」とご記入ください)





